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PRISM 熱構造系の役割
熱構造系は衛星の熱設計と構造設計を扱うサブシステムです。 私たちの役割は、他のサブシステムがきちんと動作するための最低限の基盤になるものです。 構造がしっかりしていなければ衛星は打上げ時の衝撃で壊れてしまいますし、内部の温度があまりに高かったり低かったりすると、動作に支障が出てくる機器もあります。 熱構造系は衛星の中で、縁の下の力持ち的な存在と言えます。熱構造系の目標としては、以下のような項目が挙げられます。
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| T-POD外観 | PRISM用POD CAD図 |
PRISM 熱構造系の設計/開発
熱構造系では構造設計や機器配置、重心計算などに三次元のCAD(Computer Aided Design)ソフトを使っています。 これは各機器ごとのサイズと密度を指定して衛星の中に配置していけば、自動的に重心座標や慣性モーメントを計算してくれる優れものです。 下の絵はXI-VのCADモデル図です。 また、熱や振動の解析には振動試験機や恒温槽(高温/低温環境を作り出せる装置)による実験と合わせて、有限要素法解析ソフトであるANSYSを使ってシミュレーションを行っています。
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| XI-V CAD図 |
コンポーネント
熱構造系の開発コンポーネントとしては、以下の項目があります。
| 伸展ブーム(伸展マスト)は光学系のレンズの焦点距離をかせぐために伸ばす構造部材です。 PRISMにおける熱構造系最大のミッションといっても過言ではないでしょう。 PRISMのメインミッションである「高解像度の画像撮影」のためには、焦点距離が80cmとかなり長いレンズが必要になります。 しかし、レンズを衛星本体からそんなに離して固定するのは非常に難しいことです。しかも打上げ時にはコンパクトなサイズに収めたいので、構体を80cm先まで伸ばすわけにはいきません。 そこで登場したのが、伸展ブームです。 これは柔軟な線材を用いた構造部材で、打上げ時には小さく収納、軌道上で元の80cmのブームに伸展する、というものです。 この伸展ブームの構造とその応用に関しては、現在特許出願済です。 写真は BBMであり、EMの設計はパーツの配置が異なっています。 伸展ブームの有限要素法による解析と、材料やコンフィギュレーションの検討に関して、慶應大学の野口研究室に協力していただいています。 また、実際のブーム製作に関しては(株)三協製作所に協力頂いて進めています。 |
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メンバー
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清水 健介 |
草川 靖大 |
佐藤 友紀 |
佐原 宏典 |
江野口 章人 |
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